『平和の鐘を鳴らそう』について
開倫ユネスコ協会
会長 林 明夫
開倫ユネスコは,企業ユネスコとして認証を受けたばかりの,まだ新しいユネスコです。教育・科学・文化・国際理解のもと,国際フォーラムや,童話大賞,講演会などの活動を行っています。
さて,国連総会は西暦2000年を「平和の文化国際年」と定めました。ユネスコは,この「平和の文化国際年」を推進する中心的役割を担っています。
日本ユネスコ協会連盟は,国際年の意義を広く伝え,人々の心の中にある“平和の祈りと願い”を大きな力へと結集していくために,「わたしの平和宣言」署名キャンペーンと「平和の鐘(かね・おと)を鳴らそう!」を継続して実施しています。
開倫ユネスコ協会では,ユネスコ憲章の前文「戦争は人の心の中で生まれるものであるから,人の心に平和のとりでを築かなければならない」の主旨を理解し,人種,民族,宗教,文化の違いによって起こる個々人の心に目を向け,平和への祈りを込め「平和の鐘を鳴らそう」キャンペーンにご協力をお願いしております。
社会に対し,音によって“平和への祈りと願い”を表現することを呼びかけ,一人ひとりの心の中にある“平和への祈りと願い”を地域社会に広げていこうというのが『平和の鐘を鳴らそう!』という運動です。開倫ユネスコ協会でも,この運動を地域社会に積極的に呼びかけて、大きな力へと結集できるような役割を担っていきたいと思っています。
『平和の鐘を鳴らそう!』は毎年8月15日正午に“平和への祈りと願い”を込めて,地域の寺や教会の鐘を鳴らそうという運動です。全国一斉に平和の鐘を鳴らし,一人でも多くの方に平和を呼びかけました。
この運動に参加される方々のパフォーマンスこそが、平和の文化を創造する運動であると信じております。