Q:例えばどういうことですか。
A:(1)私は、開倫塾という学習塾を創業し、皆様のお陰で今では6000名以上の塾生をもつ学習塾になりました。開倫塾で働く人々は400名に迫ろうとしています。その経営者としての社会的使命を果たすためには、「中堅会社」の経営者としての勉強が求められます。また、マニー株式会社の社外取締役を務めますので、製造業やマニー株式会社について学ぶと同時に、社外取締役にとって必要な勉強も少しずつしております。(1枚目の「びょうぶ」)
(2)次に私は、経済団体の一員としての活動をしていますので、各々の経済団体のもつ社会的使命(mission、 ミッション)達成のために、一人のメンバーとして勉強をしています。経済団体から派遣され、栃木県や宇都宮市の教育委員会の審議会等の委員を委嘱されていますので、その委員会の委員としての社会的使命を果たすための勉強をしています。
 また、とちぎニュービジネス協議会の政策委員長をおおせつかっていますので、その使命を果たすための勉強も少しずつ積み重ねています。(2枚目の「びょうぶ」)
(3)第3に、私は人間の安全保障の促進を設立の理念として発足した「開倫ユネスコ協会」の設立メンバーとしてユネスコ活動をし、ユネスコや人間の安全保障の勉強をしています。2008年秋からは、国立大学法人宇都宮大学国際学部で「人間の安全保障」の講座を担当する予定ですので、そのための勉強も少しずつ重ねています。(3枚目の「びょうぶ」)
(4)第4に、私はCRT栃木放送でラジオ番組「開倫塾の時間」を毎週1回担当し、21年目に入りました。また、開倫塾の月刊誌の巻頭言を担当し、20年目になります。地元の月刊ミニコミ誌「みにむ」の連載に続いて、2年半前より、月刊誌「私塾界」の連載を担当させて頂いています。放送内容も含め、コラムの執筆のための「勉強」も欠かせません。(4枚目の「びょうぶ」)
*まとめてみますと、私の勉強は次のようになります。私は「4枚びょうぶ型人生」を目指しています。
@経営者を目指しての勉強
Aビジネス・ステーツマン(財界人)を目指しての勉強
B社会教育家を目指しての勉強
Cコラムニストを目指しての勉強
 これらはすべて関連し、すべて社会的使命(mission、ミッション)の達成のための「勉強」となります。私自身が「よく」生きるための「勉強」と言えます。
 
《2.どのような方法で勉強されていますか。5つ程あげて下さい。》
Q:どのような方法で林さんは勉強していますか。
A:第1は、所属する会社や団体の勉強会への参加です。例えば、会社や、経済団体等で開かれる勉強会、ユネスコ等の社会活動の勉強会など、所属する団体が主催する勉強会にはできるだけ積極的に参加しています。例えば、東京の経済同友会の委員会では、その分野で著名な学者や官僚、政治家、有識者や実務家を続々と講師として招き、講義後、参加している委員との本格的なディスカッションをしたり、その調査・研究の成果を提言にとりまとめて政府等の関係者に提言書として提出することが多々あります。このような「勉強会」は、自分自身が主催団体のメンバーであり、勉強会も運営していますので、主体的に取り組んでいる関係で非常に有益です。

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