(2)仕事上の知識を身に付けるのに教科書は普通ありません。上司、同僚、顧客、ビジネスパートナー、地域社会の皆様から教えて頂いたものをどのように身に付けるかが大事です。私の提案は、仕事の上で必要と思われることはひたすら「メモ」を取り続けること。取った「メモ」をスミからスミまで何回も何十回も繰り返し読み、すべて確実に身につけることです。
(3)こま切れの時間を活用して、本をたくさん、ゆっくり時間をかけて読むこと。これはという本は5〜6回読み返すこと。読んでいて「ここは大事」と思ったところには「傍線」を引いておくこと。印象も考えておくこと。お気に入りのノートを「書き抜き読書ノート」とし、本を読んで大切と思ったことや心に触れたことを一行でも二行でも書き抜いておくこと。「書き抜き読書ノート」に書き抜いた内容を、折に触れて何回も何回も読み直し、自分自身のものにすることをお奨めします。
(4)新聞を1日に1時間以上読んで考える習慣を身に付けること。日本語で読んだ新聞の中でよく内容のわかった記事について、英字新聞でも1日1時間以上読んで考える習慣を一日も早く身につけること。余程気になる語句以外は辞書で引かないこと。「ヘラルドトリビューン」か「フィナンシャル・タイムズ」を、日本語の新聞を読んだ後に読むこと。どうしても大変なら「NIKKEI WEEKLY(ニッケイ・ウィークリー)」を一週間かけて読むことも役に立ちます。
(5)「休みの日」を利用して「ベストプラクティスのベンチマーキング」に出掛けること。これぞと考えるベストプラクティスを志を、同じくした社内外の仲間と礼を尽くして訪問することを月に1〜2回継続して行うこと。
 1日1回は心静かに机の前に座り、その日1日をふり返ること。週に1日は楽しいことをして、ストレスを次の週にためないこと。学校時代の友達や卒業後知り合った友達に時々会い、友情をあたためること。人と会ったときは、その人の悪いところは一切見ず、よいところだけを見ること。自分のよさを伸ばすこと。(欠点は少しずつ直すこと)
 
《6.勉強においてあなたが心掛けていることは何ですか。
Q:勉強においてあなたが大切にしていることは何ですか。
A:「一生勉強、一生青春(足利在住の書家相田みつを先生のことば)」、「教育ある人とは勉強し続ける人(ドラッカー先生)」という考えが、「いつまでも若々しく生きる(中村天風先生)」、一生涯よく生き続けるために大切と考えて毎日を過ごしています。
以上

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