Dstake・holder(ステーク・ホルダー)価値
stake・holderにとって、開倫塾の企業価値は「倒産しない会社づくり」である。「倒産しない」ということは、全stake・holderとの永続的取引関係が持続されていくので、stake・holderにとっては「交換関係」がずっと成り立つこと。
これによって、stake・holderは自分のところのbusinessが成り立っていく。
・「倒産しない会社づくり」におけるstake・holderとの関係は、「戦略論」で言うと「相補的資産complementary asset(コンプリメンタリー・アセット)」である。
complementary assetのnetwork(ネットワーク)づくりのところのnod(ノッド)、networkの中核に位置付けられる企業、それが開倫塾である。
・これによって、他の相補的資産を追及している企業との取引を行いながらcollective winning game(コレクティブ・ウィニング・ゲーム)、集団勝利ゲームを行っている。
・集団勝利ゲームを形成してstake・holderにある種の利益をずっと与えていくのが、「社会的公益としての企業」、「社会的存在としての企業」の「価値」である。
・開倫塾はなかったら困る。
stake・holderにとってもなかったら困る、従業員にとってもなかったら困る、塾生と保護者にとってもなくてはならない企業になる、これが開倫塾のpolicy(ポリシー)である。
・stake・holder価値としての「倒産しない会社づくり」は、最低限の貢献である。最低限の社会的責任は「倒産しないこと」。この最低限の社会的責任である「倒産しない会社づくり」の測定基準・判定基準を、開倫塾では自己資本比率にとっている。日本の他人資本に依存した経営と比べたときに、開倫塾の倒産のしにくさは非常に際立つ。
*マイカルやダイエーが潰れたのは借金のしすぎ。借金で大きくなっていく会社はたくさんある。ライブドアもその1つ。
 
1-3 「戦略」としての「競合比較」
何のために、どのような方法でやるのか。
改善をするための一つの手段。
どのように競合比較をするのか、具体的なやり方を示す→自分の強みを伸ばし、欠点を直す手法とは。
 
1-4 ベストプラクティスのベンチマーキング→自社のレベルをどのように上げるのか、具体例を示す。
・ヨークベニマルから何をどう学ぶか。
・失敗した企業から学ぶこと。(例 マイカル)
 
1-5 「退塾者サーベイ」を行う意義・ポイント
 
1-6 機能する「教育相談所」をなぜ設置しているのか
 
1-7・「カラチラシ作戦」とは→ベンチマークされる会社に講演活動
・先生方は、なぜ経営活動もやるのか。
民間企業である学習塾と公立学校の決定的な違い。
募集業務とは。
*以上が、開倫塾の紹介。(前半90分終了)
 
2.知識社会の知識労働者としての学習塾講師
2-1 P.F.Druckerの「知識社会」の特質とKnowledge Workerの基本的特質
刈谷教授(東京大)「自己学習能力を賛美する教育の光と影」文藝春秋2006年4月号
刈谷氏は、Knowledge Workerを取り上げる。これからKnowledge Workerになっていくには、自分で勉強していかないと落ちこぼれる。勉強はwantではなく、mustでやらなければならない時代が来る。