先生もKnowledge Workerにならなければいけない。Knowledge Workerをどのように育てているのか。先生は、教案(Lesson Plan)をつくり話をする。これは、情報をつくって売っているのと同じ。情報をつくり生産、それを分かりやすく話す、つまり情報の製造販売をするのが先生。その先生を、開倫塾ではどのように育てているのか。
・優れた情報の製造とその提供ができるようにするために、一人ひとりをどのように育てているのか。
Educated Personの考えを普遍させ、Educated Employee(エデュケイティド・エンプロイー)つまりずっと学習し続ける先生を、開倫塾ではつくりたい。そのためにはどうしたらよいか。
・4つの教育目標を身につけ、それを普段の行動・教育の場で塾生に見せることができなければ、開倫塾ではちゃんと教えていることにならない。
・教え方日本一。掲げている4つの教育目標を、1つ1つの教室の中で先生が実践しなければならない。そのとき、どのようにやっているか。
・自らその価値を体現して、塾生の学習対象つまりモデルになれる先生になるためにはどうしたらよいのか。
「教え方日本一」の先生は、「学び方日本一」の先生と同様である。この「学び方日本一」を塾生に伝えていく必要がある。
「学び方日本一」を、塾生にどのように身につけさせていくのか。「学び方日本一」は、「自己学習能力の育成」に繋がる。
・Knowledge Society におけるKnowledge Workerは、「学習する組織」から生まれる。
学習塾は、学習する組織の典型例にならなければならない。学習し続けるのは一番初めに述べたEducated Personであるが、それと企業が重なり合うのが「学習する組織」。
・「学習する組織」とは、どのようなものを言うのか。
・「学習する組織」のTop Management(トップ・マネジメント)のあり方として、どのようなことをしているのか。自ら率先垂範して、学習し続ける経営者像を部下に示さなければならない。それをどのようにやっているのか。
・リーダーシップの代替物として、Top Managementの分身である経営幹部をどのように育てているのか。これは、Top Managementの個性とPersonality(パーソナリティ)がなければ動かない組織から、万が一欠けたり退職しても動き続ける「組織経営」に脱皮するための不可欠条件。
・将来のビジョンを提示するリーダーとしての責任とは。
自分の中でどのように情報を集め、新しい業態をつくろうと勉強しているのか。
自分の中でのビジョンづくりのための勉強の仕方とは。
 
2-2組織のメンバーに課題を割り当てていく(Task Allocation タクス・アロケーション)、これもTop Managementの仕事。
・Empowerment(エンパワーメント) 権限委譲。
・Dis・empowerment(ディス・パワーメント) 権限を軽くする。権限を軽くしないと、本人も潰れるし組織も潰れることがある。
学習する組織としての競合比較とベンチマーキング
どのような先生と比較して自分を高めるのか。どのような先生になっていったらよいのか。identification(アイデンティフィケィション) 一体化・同一化のためのモデルの探索。
これが、ベンチマーキングと競合比較の個人レベルの話である。
 
2-3メンバーに対するmission(ミッション)教育をどのようにするのか。
先生の「教科教育能力」と、教育目標である「高い倫理」「高い国際理解」をどのように関係づけて伸ばしていくのか。
「研修の開倫塾」としての具体的な研修内容、研修方法とは。