・お客を大切にせず、店に気を配らず、応対マナーを心得た指導員を置かなかったからだ
・自分の店の従業員を本当に気にかけていなかった
・店員にお客を大切にするようにと中堅幹部が望むのなら、自らも店員を大切にしなければならない
・強力な企業を育てる方法はいろいろある
・企業の育成に真剣に取り組むことが必要だった
・会社を拡大するのに必要な組織や物流センターなどの支援システムをつくらないまま、急速に伸びていった。他店を視察する努力もしなかった
・客のニーズに応えず、しっかりした組織をつくらなかった企業が傾き始め、潰(つぶ)れていった
・業界の事情や情報にたやすく接することができた
・私ほど多くのディスカウントストア・チェーンの本部を訪問した者はいないだろう
・価格や物流など、あらゆることについて質問を浴びせかけた。こうして多くのことを学んでいった
・相手の目を見て、頭をかしげ、額にややしわを寄せて、私からどんどん情報を聞き出した。ほとんどメモも取らずに、次々と質問して、2時間半もねばった。私は自分の知識のすべてを吐き出したような気がしたもんだ。彼が何者かは知らないが、いずれ彼の噂(うわさ)を聞くことになるだろう、と思った
・他の会社を見るたびに、私はわが社が正しい方向に向かっていると確信した
・わが社にはほとんど商品調達の経験がないか、大きな組織の運営について知識のない人々ばかりだった。私は決心してマネジメントの経験者を雇うことにした
・私はこれまで以上に組織化をはからなければならないとわかっていた
・IBMのシステムについて学ぼうと考え、ニューヨークにある小売業者のためのIBMの学校へ行く決心をした
・コンピュータなくしては帝国は築けない
・世界中に軍隊を派遣しても、弾薬や食糧を供給できなければ、無意味だ
・事業を拡張するなら、それを管理する技術を学ぶ必要がある。そのためには、つねに的確にデータをつかんでいなければならない
・紙の上でデータを把()握(あく)して営業を管理する能力がないなら、地平線の彼方(かなた)に出店してはならない
・もしコンピュータがなかったら、サム・ウォルトンは今のようなチェーンストア帝国は築けなかった
・自分がけっしてコンピュータ人間にはなれないとわかっていたので、その学校で誰か優秀な人材を見つけて、雇おうと考えたのだ
・不要な金は1セントたりとも使いたくなかった。店の利益はすべて事業拡張に回していた
・ウォルマートは小さな町に散らばっていたので、連絡を密にし、商品の入荷を滞(とどこお)らせないためには、物流システムや情報伝達の面で、時代の先端を行く必要があった
・社内情報システムを改善
・私はつねにあらゆることに疑問を投げかけた。私にとって大切だったのは、その技術や設備が彼らが考える通り究極の選択なのか、ひょっとしてもっとよい方法があるのではないか、と再考させることだった。→幹部の仕事は、トップに選択肢を提供すること
・@信じるに足るチェーン化の手法 Aプロの経営陣 B成長を支えるサポート体制
・株式を公開
・上場、株
・事業を行うには、借金は避けられない
・私はベントンビルのある銀行を、およそ30万ドルで買い取っていた。預金わずか350万ドルほどのちっぽけな銀行だったが、そのことから、金融について多くを学んだ
・破産
・株式公開。株式を公開しても市場で十分やっていける
・事業の拡張と借金の返済を両方同時にするのはとても無理
・株式購入権(ストックオプション)
・すべての負債から解放される。会社は鎖(くさり)から解き放たれたように発展し、私の肩からは大きな重荷が取り除かれた
・故郷の人々が同郷の者の成功を認めたがらないのは、人間の本性なのだろうか