漢字検定
 
 
1.懸念(けねん)される基礎学力の低下と開倫塾の取り組み
 「教科書がすらすら読めない」「文章問題の意味がとらえられない」等、近年基礎学力低下の問題がよく話題にのぼります。基礎学力低下の一つに、読み書き能力の低下が挙げられています。ひらがなやカタカナは言うまでもなく、漢字の読み書きができなければ教科書や問題文などを読むことはてぎません。それができなければ、教科書の内容を「理解」したり、問題文の意味を読み解いたりすることもできなくなるのです。
 そこで開倫塾では、主に小学部の塾生の皆さんを対象に、「漢字検定」に取り組み始めています。
 
2.「漢字検定」とは
 日常よく使われる漢字、新聞紙面に使われている漢字の約八割は、小・中学校で学習するものであると言われています。ですから、小・中学校で学習する漢字の読み書きが確実に身に付いていれば、ほとんどの文章をすらすら読むことができ、それは国語力、ひいては全教科の学力アップに繋がっていきます。
 漢字検定は、学年別配当漢字を基準に級設定がされています(表T参照)。したがって、小学1年生が10級に合格すれば、その学年で学習する漢字はほぼ身に付いたということになるのです。もちろん、自分のレベルに合った級からのスタートが可能ですので、小学1年生であっても9級、8級、あるいは頑張って3級合格でさえあり得るのです。
 
3.「漢字検定」取り組みの意義
 漢字検定に取り組む意義は、漢字の読み書きができるようになるということだけではありません。合格という目標を持ち毎日少しずつ学習することで、自ら進んで学習する習慣が身に付きます。そして、その成果が合格という形で具体的にあらわれた時に得られる達成感がよい自信となり、さらに上の級を目指して学習するという意欲に繋がります。つまり、合格という成功体験を積み重ねることが、学習意欲を高め、学力向上に繋がっていくのです。
 「漢字検定」取得者を入学試験や出願の際に優遇・評価する高校や大学・短大が増えており、この傾向は今後ますます広がっていくものと思われます。ご家族そろって漢字検定にチャレンジしてみませんか。