丸の内北口通信(6)                                        2007年9月5日
 
 
自分で解を求める教育をめざして
−自分が社会で何をするのかを自分で考えさせることを、教育の目的に−
 
 
林 明夫
 斉藤博明TAC株式会社 取締役社長のお話を聴いて考えたこと
 
1.教育の目的は、自分が社会で何をするのかを自分で考えさせること
(1)自立して生きる
(2)努力してまじめに生きる
(3)自分のためだけでなく、他人のため、社会のために役立つように生きる
(4)自分で考える。他人のせいにしない。自分の責任で生きる。
 
2.先生の仕事
(1)社会とどう接点を持つのか(何を仕事として働くのか)を常に生徒に意識させ、考えさせる。本人が自分の能力をどう引き出して社会に適合させるのかに重点を置いて教育をする。
(2)正解のわからない問題を、生徒に考えさせる。自分で解を見つける教育を行う。
(3)そのために、先生は学校以外の世の中のことを知る必要がある。ビジネスとは何か、会社とは何かを理解し、生徒に対して職業についてのアドバイスができなければならない。
(4)先生は、自らカリキュラムが作れ、自分で構想して教材が執筆でき、授業の設計をすることが大事。自分の頭で考えることが大事。先生がものごとを自分の頭で考えずに、生徒に「君達、考えなさい」と言ってもそれは難しい。先生が自らの頭でものごとを考えるようになれば、生徒も考えるようになる。
 生徒は、すぐに先生に追いつくもの。
 
3.会社で働いたことのない人は、先生として採用しない方がよい。10年に1回の免許更新制があるなら、1年間は無給にし、社会に出て自分の力で働いて収入を得て生活する体験をさせるとよい。
 
(以上、文責は林明夫)